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土佐一は、鍛冶職人の手により原始的な製法で打たれる、主に鉄と炭素鋼を使った、昔ながらの鉄の味わいを受け継ぐ伝統的な包丁シリーズです。鉄を使っているため、手入れを怠ると刃が錆びてしまいますが、切れ味にアナログな味わいがあり、微妙な素材の感触をつかみやすいのも特長のひとつです。日本人の台所で調理・食材の下拵えに活躍し続けてきた和包丁の基本スタイルです。(一部の製品は表層に軟質ステンレスを使用しているので防錆性が強化されています。)

土佐一 影

Tosaichi Shadow 

土佐一 影は、邑田武峰シリーズの伝統的黒打包丁の風合いを継承しつつ、ステンレスの耐食性​を併せ持った包丁です。

黒肌の仕上げは、【槌目】と【梨地】の2タイプをご用意し、ニッケルシルバーの鍔を組み合わせています。

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土佐一影、土佐一輝シリーズに共通して、各ブレードには研ぎやすさと靭性を与えるため、極軟質ステンレスSUS405の中心に「青紙スーパー鋼」が割込み複合されています。

刃物鋼に適した砂鉄の産出地として知られる島根県安来市、日立金属㈱ (現プロテリアル社)安来工場で製造されるYSSヤスキハガネ各種の中で最も伝統的な炭素鋼は不純物の量や添加物の有無によって「白紙」「青紙」シリーズに分類されています。(黄紙は生産終了)いずれも厳選された高純度原料を独自のレシピで配合することで、高硬度と強い靱性を両立させ、切れ味に優れ、折れず、曲がらず、欠け難いブレードを作るのに適しています。

「青紙」とは、不純物の少ない「白紙」にクロム、タングステンを添加して熱処理特性及び耐摩耗性を改善した鋼種です。さらに青紙二号、青紙一号、青紙スーパー、と区別されますが、二号、一号、スーパーの順に炭素、クロム、タングステンの含有量が増し、刃の硬度や耐摩耗性(永切れ)に影響してきます。青紙スーパーは、硬度を決定づける炭素の含有量が1.45%と最も高く、鋼の結晶粒を細かくし靭性が増すバナジウムをも含有されており、これら3種の中で最も先進的な鋼種とされています。

土佐一影の黒肌は熱処理されたままの鋼材が持つ自然な地肌色をそのまま生かしています。
土佐における伝統的黒打包丁に似た鉄の色合いと、ステンレスの耐食性​*を併せ持っています。
地肌の仕上げにより、ダイナミックな【槌目】と優雅な【梨地】からお選びいただけます。

*注 黒肌やクモラシ加工部は錆びに強いステンレスで出来ていますが、刃先には青紙スーパー鋼が露出しています。お使いになった後は刃先部分の水気を切り、錆びさせない適切なケアが必要です。

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Tosaichi Shadow   Tsuchime Black

青紙スーパー割込・洋白(Nickel Silver)鍔

151430 牛刀 Chef's 210mm

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Tosaichi Shadow   Nashiji Black

青紙スーパー割込・洋白(Nickel Silver)鍔

151120 三徳 Santoku 180mm

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ハンドルカラーバリエーション

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Black

Dark Brown

Wine

土佐一 輝
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Tosa-Ichi Bright 

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アセット 2_3x-100.jpg
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152670 切付 Kirituke 210mm

Tosaichi Bright   Tsuchime

武峰作
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